はい、でぃめです。
よくインフルエンサーやYoutuberが口を揃えて言う言葉がある。
それは、
「好きなことで生きていく」
である。
これを聞くと、みんなはいいなって思うだろうし、もちろん私もいいなーって思う。
でも実際、好きなことで生きていくのって本当に可能なのかって突き詰めて考えると非常に難しいと言うことがわかった。
そのことについての考察をここに今回は記そうと思う。
好きなことで生きていくのは難しいことについて
第一関門
さあいいな!!と思って、好きなことで生きていこうとすると、
まず第一関門として迫ってくるのは、サラリーマン(かOL)を辞めるというハードルの高さである。
仕事を辞めるというのは安泰の生活を捨てることであり、世界的にみても保守的で温厚な人間が多い我々JAPには勇気のいることであろう。
そして、大抵の人はここで諦める。
インフルエンサーは、
・リスクを背負わなきゃ成功はできない!
や
・死ぬこと以外かすり傷!
や
・サラリーマンなんて糞!
とか色々煽ってくるが、奴らはそれで辞めた情弱に商材を売り付けて儲けるためにそれを言っている場合が多く、思考停止で信じるのはよくない。
でもここで諦めるのもよくはない。
それではどうすれば良いの?
と色々試行錯誤すると、大抵の人は第二の関門に行き着く。
第二の関門
第二の関門は、「自分でお金」を稼ぐという壁だ。
第一の関門をクリアーすると、大抵の人は、
「仕事を続けながら、収入基盤を作り、軌道に乗ったら仕事辞める!」
っていう結論に到るかと思う。
しかし、
ここでも大抵の人は挫折する
現に周りを見渡してみて欲しい。
自分で月20万以上「安定的に」稼いだ経験がある人がどのくらいいるかと。
いくら高学歴であろうと、勉強ができようと、案外上記を満たしている人間は少ない。
自分でお金を稼ぐというのは、実行する(第一の関門をただでさえクリアする)ハードルも高いのに、その先(第二の関門)も難しいので、ほとんどの人はレールに乗った人生を過ごすのでなかろうか。
そして、
第二の関門をいざ突破しても第三の関門にたどり着く。
第三の関門
第三の関門とは、本当に好きなことができているのか?という関門である。
例えば第二の関門をクリアして、例えば趣味の延長線上で稼げるようになったとしよう。
一般的に見れば、好きなこと(趣味)で稼げるようになったとしたらめっちゃいいじゃん!
って思うかもしれないけど、
私の考えとしては、
「趣味でどうすればお金を稼げるか」を考えてしまったら、趣味を趣味として見れなくなってしまうのではないか?って思ってしまう。
例えば、大好きな恋人がいたとして、Youtubeにカップルチャンネルを立てた結果、軌道になったとしよう。
すると、
昔ならば楽しかったであろう、デートする時間も、ご飯いく時間も、イチャイチャする時間も、
「どうすれば視聴者ウケするか」
と恋人といるという好きなこと(趣味)が、ビジネスに変わってしまうのではないか
って思ってしまうんだよね。
これでは「好きなことで生きていく」を目指した結果、「ビジネスをして生きていく」になってしまい、本末転倒だ。
それならば、サラリーマンをしながら、空いた時間で趣味を満喫した方が幸福度が高いのかなって思う。
まとめ
色々突き詰めて考えると、本当に好きなことで生きていくのは難しい。
好きなことで生きていく!
を宣言している人も案外、それは好きなことなのか?と第三の壁にぶつかって、周りに公言することによって「自分は好きなことで生きているんだ」と自己正当化している人は多そう。
でも、ここまで考えた上で思うのは、やはり思考停止で安泰な人生を過ごすのはよくない。
なんだかんだ、お金を稼いだ後に見えるもんってあると思うし、私は第三の壁にとりあえず到着した後に「好きなことってなんだろう」ってまた考察してみたいね。
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